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ポテンショメータ とは / Potentiometer 


ポテンショメータ(半固定抵抗器)

ポテンショメータと(半固定抵抗器)は

ポテンショメータ、または半固定抵抗器は、可変抵抗器の一種で、
回転または直線的な動きを通じて抵抗値を変更することができる電子部品です。
これにより、回路内の電圧を調節したり、信号の強さを変更することが可能となります。


基本原理


ポテンショメータは、導電性のトラック上を動く接触器(ワイパー)を用いて動作します。
ワイパーの位置によってトラック上の抵抗値が変わり、
これにより出力電圧が変化します。一端が固定抵抗として機能し、
もう一端とワイパー間で可変の出力が得られます。


ポテンショメータの特徴



ポテンショメータの主な種類


種類 特徴 用途
回転式ポテンショメータ ノブを回転させることで抵抗値を変更します。 音量調整、光の明るさ調整
スライド式ポテンショメータ スライダーを直線的に動かして抵抗値を変更。 ミキサー、イコライザー
トリマー式ポテンショメータ 小型で、一度設定後は頻繁に調整する必要がない用途に適しています。 回路基板上での微調整


ポテンショメータの選定ポイント


抵抗値

使用する回路に適した抵抗値の範囲を持つポテンショメータを選定します。


耐久性

操作回数や環境条件に合わせた耐久性を持つ製品を選びます。


サイズと形状

実装スペースや操作性を考慮して適切なサイズと形状のポテンショメータを選定します。


タイプ

回転式、スライド式、トリマー式など、使用目的に合ったタイプを選びます。


ポテンショメータの応用例


ポテンショメータは、電子楽器の音量調整、家電製品の操作パネル、工業用制御システムなど、
様々な場面で使用されています。
そのシンプルな構造と高い調整性能により、多くの電子機器の重要な部品となっています。




注意事項 及び 免責事項


上記の情報は参考情報であり、個々のアプリケーションに適用できるかどうかは保証されません。
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